人と地球の架け橋に 竹中土木

CSR情報

最良のソリューションで事業をサポート

当社は、建設事業の周辺領域においてグループ各社やステークホルダーの皆さまと緊密に連携しながら社会が抱える課題やニーズに対応。最良のソリューションとビジネスモデルで新たな価値を提供し、お客様にとって「最良のパートナー」となることを目指しています。

防災・減災・復旧・復興をサポート

我が国は、世界の0.25%の国土面積で災害被害額は18.3%と。世界有数の自然災害発生国…近年は、大規模な自然災害が頻繁に繰り返されています。また、首都直下地震や南海トラフ地震といった大規模地震発生の可能性が指摘されており、防災対策は喫緊の課題となっています。
当社は、阪神淡路大震災や東日本大震災での経験を活かしながら、『まちづくり総合エンジニアリング企業』を目指す竹中グループと緊密に連携。防災段階から災害発生後の復旧・復興まで、全てのステージで最良の技術・ソリューションを提供して「お客様の事業継続」をサポートします。

サプライチェーンを守る…

一つの製品が手元に届くまでの工程(サプライチェーン)には多数の企業が関わっており、災害等で一つの企業が活動を停止すると連鎖的に影響を及ぼします。東日本大震災では自動車用マイコンで世界市場シェア40%という工場が被災したため、自動車生産台数は前年同月の約4割に落ち込みました。
パナソニックグループの三洋電機株式会社・徳島工場は、「民生・蓄電用リチウムイオン電池」生産の国内主要拠点ですが、海岸線に近いという立地から南海トラフ地震発生に伴う津波の浸水や地盤の液状化などの被害が想定され、サプライチェーンに大きな影響を与えることが懸念されていました。
2015年よりお客様の「BCP策定」に竹中工務店と協調して係った当社は、事業継続に必要な防災対策を提案し、設計・施工一貫体制で防災整備を実施。浸水高さT.P.+4.5mの津波から生産設備を守るため、格子状地盤改良「TOFT工法」を基礎とした盛土式防潮堤(延長801m)と杭式擁壁(延長475m)を敷地全外周に設置。さらに、震度6強を想定した地盤液状化対策として、工場のライフラインを収めた既存共同溝の周囲に「高圧噴射撹拌工法」による地盤改良体を造成。事業継続への貢献が期待される本工事は、2020年9月に無事竣工しました。

防災整備を終えた三洋電機徳島工場全景

防災整備を終えた三洋電機徳島工場全景

工場外周の防潮擁壁 / 「TOFT工法」による地盤改良 / 津波被害を抑制する盛土式防潮堤

工場外周の防潮擁壁 / 「TOFT工法」による地盤改良 / 津波被害を抑制する盛土式防潮堤

北山 博章さま

パナソニックグループ

三洋電機株式会社/徳島工場長

北山 博章 さま

Voice

1988年に操業を開始したパナソニックグループ・三洋電機株式会社の徳島工場は、主に民生・蓄電用リチウムイオン電池を生産する国内の主要拠点。6棟の建物が立地する17.7万m²の敷地は海岸線から約1kmと近く、南海トラフ地震発生時には地盤の液状化と津波の浸水によって被害を受けることが予想されていました。そこで、地震対策について御社と共に検討した結果…「防潮堤築造と共同溝液状化対策が必要」との結論に至りました。
防潮堤築造にあたっては、阪神淡路震災など数多くの実績を有する『TOFT工法』、共同溝液状化対策については竹中技術研究所で数値解析と遠心模型実験を実施し、弊社の地盤状況に合わせた最適条件での『高圧噴射攪拌工法』の提案を頂きました。
おかげさまで工事は順調に進捗し、2020年9月に無事竣工を迎えることができました。
今後も「BCP対応」について御社よりアドバイスを頂きながら、リチウムイオン電池の安定供給に向けて事業活動を継続していきたいと考えています。